Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)
http://loosetrap.blog103.fc2.com/tb.php/32-51988f5e

-件のトラックバック

iTunesはどこから曲名データを持ってくるのか

今日は素朴な疑問から始めたいと思います。調べながら書きますのであまり面白い記事にはならないでしょうが、おヒマのある方だけお付き合いを願います。



世界中で多くの人が使っているアップル社のフリーソフト「 iTunes 」の日本語・ウィンドウズ版で私も遊ばせてもらっています。

これは何をするものかというと、スマートなデザインと大容量HD内臓でバカ売れのアップルの携帯音楽プレイヤー「 iPod 」にCDやネットから音楽データを移すためのソフトでありまして、また音楽のデータ形式を変換するエンコーダでもあり、なおかつこれ自体もCDやmp3ファイルやネットラジオなどを聴くことができる音楽プレイヤーであり、またCDライティングソフトでもあり、アップル社のオンライン・ミュージック・ストアで音楽を買うためのブラウザでもあるという多機能・高性能の音楽ソフトなのです。


私は「iPod」は持っていないのですが、これを使って手持ちのCDをmp3などの圧縮形式に変換してパソコンのハードディスクに保存し、同時にそれらをこのソフトで再生するという、要するにPCを手軽なジュークボックスみたいにするソフトとして楽しんでいます。

いま数えたらアルバム64枚分のデータを落としておりましたので、私のパソコンは現在「64枚チェンジャーのCDプレイヤー」状態であるわけです。アルバムごとの再生はもちろん、アルバムをまたぐ「ランダム再生」もできます。

ただスピーカがPC本体を買ったときについてきたショボイ奴ですから、音質を云々するような状態ではないですけど。イコライザ機能で低音をブリッと上げてますから、これはこれで変に聴ける感じにはなっているんですけど、スピーカは買ってもいいかもです。


ちなみにmp3形式にするとデータ量は大体1/7~8ぐらいになる(のかな?)。収録時間が1時間超とかのCDがだいたい100メガバイトぐらいになる。空のCD-Rが700MBとかですから、7分の1かと。このへん、あんまりちゃんとした興味も知識もないんですが。


さて現状では約60枚のCDデータをHDDに5GBぐらい貯め込んだのですが、その作業をやっていて重点的に感動していることがありまして、それは「iTunes がどっかから勝手に曲名データを取ってくる」ことなんですね。

具体的にはCDを挿入すると「ちょっと見てきますね」みたいなこと言って、アルバム名・アーティスト名・曲名・ジャンル名まで勝手にデータを入れてくれる。所要時間は数秒です。

こういうデータがメジャー(たとえばソニー)から出たCDに入っているのは知っていました。なんとなればネットと関係ないウチのソニー製ミニコンポも、ソニーのCDに限っては再生時にディスプレイに曲名とかを表示しているからです。しかし今回はちょいと勝手が違っていて、ほとんど何を突っ込んでもデータが出てくるのですね。


これってマジでスゴイと思いました。いや最初は「便利だね」としか思っていなくて、なおかつ「そのうちボロを出すだろう」つまり「わかりません」と泣きを入れてくるだろうと思っていました。私がずいぶんと熱心で偏ったコレクター的リスナーだからです。

ところがどっこい、変な輸入盤だろうがインディーズ盤だろうが、なんちゅうかCCCDをリッピングしたヤツだろうが、こいつは平気でデータを取ってくるのです。ついさっきは愛蔵する「 1★狂(1CHIBANG BOSHI CREW 」の変わった盤のデータもフツーに出してきました。韓国の盤で文字化けしたのが1枚ありましたかね。

結局、今までiTunesが泣いたのは唯一、上海のインド人街のCD屋の店頭でめちゃカッコイイ「バングラ・ディスコ」みたいのが鳴ってまして、映画『踊るマハラジャ』のサントラの5倍ぐらいカッキイのが爆音で鳴ってたので「オッ」と思って飛び込んでって「いま鳴ってる奴をくれ」と。天井指してアイ・ウォント・ディス・ミュージックと。ナウ・プレイングと。早よ出せ早よ売れワシは買うと。そしたらオヤジが「これか」とプレイヤーから出してきたのが「TDK」と書いてあるCD-Rで、それを売ってもらったのが大事に取ってあったんですけど、コレはさすがのiTunesも「わかりません」とのことでした。

そこで私は「勝った!」と。「なめんなコノヤロウ!」と。そしてさらに考えたわけです。本当にこれが私の手持ちで「唯一」であろうか、と。確かめてみようじゃないのと。



(~確認作業中~)



凄い、凄すぎる。くそ。日本盤はダメだ。レコ屋がオマケでくれたプロモ以外は、ミックスCDの曲目まで出てきやがる。下町兄弟の前身バナナベンダーズも「つれれこ社中」も歯が立たない。落語も浪曲も純邦楽も全滅だ。立川談志ボックスの演目データまで出るとは。オーディブックの『テレサテン/アーリーデイズ』も出る。Pヴァインのカタログから消えているゴスペル・ライブも。駅の通路のワゴンで売ってる廉価盤さえ。マルフクレコード『前川守賢特集』さえも。誰が入力してるんだ。JASRACと書いてあるCDではダメなのか。もっとディープな盤じゃないとダメか。

輸入盤も苦戦。いかにもアンダーグランドな盤でもきっちり出てくる。明らかなブートレグでも。アメリカ盤ではたぶんダメだ。そして韓国はもとより香港盤、マレーシア盤、ブラジル盤も敗退。フランス盤、スペイン盤、ザイール盤、改めて見直すとどれも聞いたこともないレコード会社だけどデータは出てくる。世界のどこかでこれを入力した人がいるということだなあ。


アレかコレかと2~30枚入れてみて、1枚だけ完全に勝利しました。それは『決定版 ふるさとの民謡 秋田編』。メジャー(日本コロムビア)から出ていて現在も流通している盤のデータが出てこないのを発見。はっはっは。勝った!!

他にも一応レコード会社らしきところから出ているCDとして『任侠歌謡傑作集』(なんかアヤシイ感じだなあ)、『清水次郎長外伝 清水港義侠伝』(このエー・アール・シー株式会社てのはコレと同じ会社なんだろうなあ)、『SELEKSI HITS JAIPONG HOUSE MUSIC』(インドネシアはジャカルタのGAJAH MADA RECORD? ググッても詳細不明)の3枚もデータ来ませんでした。一応、勝った!



さて唐突に本題ですが、iTunesがデータを見に行っているのは CDDB というデータベースなんだそうな。


Gracenoteの提供するCDDBRサービスは、業界標準の楽曲認識サービスです。
1995年に設立の後間もなく、Gracenoteの音楽認識サービスはインターネット対応音楽プレーヤーに「欠かせない」アプリケーションとして認められるようになりました。

世界最大のオンライン音楽情報データベースCDDBを備えたこのサービスは、毎日世界130カ国にわたるユーザー100万人以上が利用しています。
サウンドトラック、オムニバスなど関係なく、各楽曲のタイトルはもちろん、ジャンル、ISRCコード、Webリンク、セグメントなど、膨大な楽曲情報を提供します。

Gracenoteの情報サービスは、AOLのWinAmp、アップルのiTunes、RealNetworkのRealOne Playerなどの主要メディア プレーヤーや、パイオニア、Philips、ソニーなどの家電メーカーで利用されています。



これは個人の消費者は無料は利用でき、自分でもCDDBにデータをUPすることができるとのこと。
この積み重ねによって現在、なんと「2,821,356枚/36,116,691曲」のアルバム/曲データがあるとのこと。 えーと282万枚/3,611万曲! はーっ!


で、私の最大の疑問なんですが、あんな短時間でどうやってデータを出してくるんですか?

答え:CDのTOC(Table Of Contents)情報を使います。


CDそのものに曲名、アーティスト名、アルバム名などの情報が含まれていると誤解している人は少なくありません。実際、ほとんどのCDにはこのような情報は含まれておらず、そのため「Disc 1, Track 1」というラベルをよく目にします。

楽曲情報検索サービスのGracenote CDDBを使用するにはCDのTOC(Table Of Contents)情報が必要なため、レコードやカセットテープなどのアナログ音源を録音する場合はCDDB機能を使用できず、楽曲タイトルやアーティスト名などはユーザーが一曲ずつ手入力をする必要がありました。



これは、具体的にはそのアルバムに含まれる各曲の長さと順番、曲数ということだと思います。複数の曲が入ったアルバムで、その3要素がぴったり重なるということは(FAQにもありますが)まずありえない。なるほどー。納得です。


まあこれでは「じゃ、なんで1曲だけでもデータを拾ってこれるのか」という疑問は残りますが。なんでだろ? 各曲に元のアルバムのTOCデータが含まれているとか、そんなところでしょうか。私としてはこの話はこれぐらいで十分ですが、さらに調べて知っている人は、よかったら教えてください。


そう、だから私の懸念としては「データを取ってくるときにこっちのデータも向こうに行っているのではないか」、つまり「コイツは違法コピー的なことをしてまっせ」とiTunesがどっかにチクりやがるのではないかと、「チクリシェンシェー(c谷岡ヤスジ)」なのではないかという疑いがやはりどこかにあったのですが、今回の調査によってその疑いは、ほぼ晴れたと言っていいでしょう。

なにしろCDDBは、個人が勝手に編集して作ったCDのデータを登録することも拒否できない(参照)そうですからね。そういう意味ではデータの「中身」の監視なんてしてないし、恐らくできないのでしょう。


勉強になった一日でした。どっとはらい。




この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)
http://loosetrap.blog103.fc2.com/tb.php/32-51988f5e

0件のトラックバック

Appendix

GONZO

映画『GONZO』公式サイト

プロフィール

五合

Author:五合

FC2カウンター

ブログ内検索

読書メーター

最近読んだ本

鑑賞メーター

最近観たビデオ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。